町のバイク屋 その①。

バイクetc.

カワサキ Z900RS SE Yellowball イエローボール(綽名:通り雨)。岩手の道、駆け抜けられるかなぁ…、ちょっと不安。町のバイク屋が減っている。20世紀末、人口1万人以上の町なら、必ずバイク屋があった。今、バイクの故障、不具合などあまり発生しない。けど、何かが起った時、相談できるバイク屋が近くにないと困る。日本でバイクが一番売れた年は、昭和57年(1982年)。大手バイクメーカーの看板を町のあちらこちらで見かけた。今、看板を見ることは少ない。時代の流れを痛感。でも、どんなに市場が縮小しようともバイクで地を駆(か)ける奴ら、鉄の悍馬(かんば 注)に乗り続ける奴らが消え去ることは無い。

岩手・釜石市のバイク屋。S.S.Factry。

SE・Yellowball。当初、僕が住んでいる町のバイク屋・S.S.Factryで購入しようと思った。「すまん。カワサキ、400cc以上のバイクは扱えないんだ」と店の主人・佐々木さんが申し訳なさそうに言う。・・・5年前から、S.S.Factryに頼んでカワサキの・センターアップマフラーのライムグリーンのZX-10R・2006年式バイクをオークションで探してもらうことにしていた。でも、店主が「これだったら客に勧められる!」という物が出てこず、5年が過ぎた・・・。2021年、盛岡のカワサキプラザのホームページでZ900RSのYellowball(タンク黄色塗装)が限定発売、抽選が行われるニュースを知った。S.S.Factryでは無理なので泣く泣く(でもないけど)盛岡の店頭に行って登録、応募。抽選は外れ。限定車なので今回の販売で生産終了と思っていた。ところが、たまたま見たカワサキプラザ盛岡のホームページで二回目の抽選があったことを知り、今後の展開を電話で問い合わせたら「生産終了とはメーカーからアナウンスがないので三回目もあるかもしれない」という。気になるのは当選確率。そこで「二回目はどのくらいの応募数があったのですか?」と訊ねたら「200人以上です。入ってくる台数も不明です」。三回目の抽選のアナウンスがあり、ダメもとで応募したら当選。携帯の留守録に入っていたカワサキプラザの女性従業員さんの当選メッセージは未だに消してない。

佐々木さんに当選を伝えると、「当たってよかったね!」と一言。ZX-10Rの中古バイクを探す事は止めてもらった。「この店で買うのが一番良かったのだけど…」と僕。「オレは、(あなたのカワサキ・)KSR-Ⅱ(の整備)で十分だよ」。KSR-Ⅱ、タイヤ、エアクリーナエレメント交換など数年に一度しか整備に出さないのだけど。地元のバイク屋で買えないのは残念…。

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バイク屋のオヤジ、主人はできれば年に2、3回草レースを走っている人がいい。バイク好きで確かな整備力を持っている気がする。

(注) 性格が荒々しい馬。または、元気のいい馬。 

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