岩手・県道248号線 その②・・岩手の景勝地・宮古市・浄土ヶ浜大橋・・橋のたもとでバイクを止め大海原を一望。

県道もしくは名も無き道
浄土ヶ浜大橋からみた蛸の浜。

岩手・国道45号線の浄土ヶ浜西口交差点から始まる県道248号線。岩手の景勝地・宮古市・浄土ヶ浜に通じる県道。Z900RS SE イエローボールを走らせる事数分。浄土ヶ浜大橋に差し掛かる。左は太平洋。右は鍬ケ崎(くわがさき)。環状交差点を遠望できる。

大洋に突き出た半島。半島の先ではいかなる生活が営まれているのだろう?

宮古市・浄土ヶ浜の蛸の浜漁港。大橋の左手から見下ろせる漁港。エメラルドグリーンの海。かつての三陸の海岸を通る道からは、天候と日差しに恵まれれば、写真のような風景をよく見る事ができた。しかし、通行の利便性を目的として海岸沿い集落、町、市街を迂回し山沿いに作られた国道のバイパス化の進展、それに加え、東日本大震災後の防波堤の巨大化、高層化により国道、県道からエメラルドグリーンの海を望める場所は激減した。三陸縦貫道という自動車専用道の開通は嬉しい事だが、ロケーションがいいとは言い難い。バイク乗りとしては、その機動性ー200㌔の鉄の塊を操縦するのはかなり厄介な事だがーを活かして三陸の景色を楽しんでライディングしたい。三陸はリアス式海岸。大洋に果敢に突き出た半島、半島の奥にまで切れ込んだ小さな入り江、漁港、海岸が織りなす自然の造形を直視できる。日本の造山活動、ひいては、大陸の動き、変化する地球の営みを感じられるところが魅力。大海原を見通せる高台のパーキングにバイクを止めて一休み。大洋を望むと「なんて人間の営みはちっぽけなんだ」と思える。

浄土ヶ浜大橋から見た環状交差点。日本は電柱が多いと実感する。電柱がなければもっとすっきりしたビューティフルな街並みになるのに…。

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