オーバー(OVER)のサブフレームを付けたカワサキ Z900RS SE Yellow Ball イエローボール(綽名:Lucky Ball)。「いや~、精悍でいいなぁ。似合う」と思いつつ、変化を付けようと思い真横からだけでなく、背後からも写真を撮っていた。その時、進行方向からみて冷却フィン、右がタンクから出っ張っていることに気が付いた。

初めは目の錯覚かと思った。右背後からタンクとサブフレームの写真を撮り、次に左から撮影。左右とも何度か繰り返しちょっと角度も変えて撮影。やはり、最右翼のシリンダーヘッドがタンクから出っ張っている。アイキャッチ画像と右の写真を見比べると確かに、サブフレームと冷却フィンの隙間が違っている。ピストンが一直線に並んだ4気筒エンジンは進行方向に対して横向きに積まれているが、「タンクを中心として左右に均等に4気筒のシリンダーヘッドが並んでいる」と僕は思い込んでいた。40年ほど前、スズキGSX400Fに乗っていたが、左右均等にシリンダーヘッドが横に並んでいたような気がする。他のメーカーはどうなんだろう?。やはり、どちらかに寄っているのだろうか?。ネットで調ベて見た。答えを探していたら、面白い記事があった。その記事、モーターサイクリストのバイクライフ。引用させてもらうと「国産の二輪メーカーでいうと、ホンダ・ヤマハ・スズキが「直列」、カワサキのみが「並列」の表記を使っている。また、四輪においては「並列◯気筒」という表記を使うメーカーやメディアはほとんどなく、「直列」表記が多数派となっている」とある。バイクだけでなく車のエンジンの「直列」、「並列」の意味合いを例に引き考察している。読み進めると「このように整理していくと、エンジン種類の項目で「並列」と表記する必要があるかといえば疑問だが、あえて「並列」と書くことで搭載向きまで示しているカワサキのスペックは親切な表記といえるかもしれない」とあり、カワサキだけが「並列」の表記をしている事に満足を覚えた。他のメーカーの4気筒エンジンのレイアウト、「進行方向、タンクから見て、センターなの、右に寄っているの、左なの」と言った事は、どうでもよくなり追求することは止めた。

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