三陸縦貫自動車道、田野畑北インターチェンジを降り、国道45号線に出たら左折。しばらく走ると県道173号線と交わる交差点がある。左折すると岩泉の龍泉洞、左折すると断崖絶壁の景勝地・北山崎。その交差点の手前に一般社団法人田野畑村産業開発公社がある。

三陸縦貫道を北へ。海岸線から離れて走っているにもかかわらず、右手に太平洋の水平線が、左手には起伏なだらかな牧草地帯が広がる風景に出会える。空が広く感じる。その風景が見えたら田野畑村に入ったという事。田野畑村は、太洋と陸地を遮断するかのようにそそり立つ断崖絶壁の上に位置する。視界を遮る障害物が少なく水平線、丘陵が見える場所が多い。そのハイランダー(高地に住む人ではないでしょうが、語感がいいので)に育てられた乳牛から作られる牛乳は舌に濃く絡み、みずみずしく、さっぱりして美味しい。釜石ではスーパー「サンパルク」にしか置いてない。1㍑、368円で販売。並んでいる牛乳で一番の高額。三本ほどしか入ってこないという事情もあるだろうが、売り切れる事が多い。田野畑村産業開発公社のホームページによると「豊かな自然の中で大事に育てられたホルスタインから搾乳された、良質の生乳を使っています。生乳本来の味を活かす85℃25分殺菌。「牛乳はコレ!」というお客様が多いです」との事。
ウィキペディア(Wikipedia)のよると「田野畑村(たのはたむら)は、日本の岩手県沿岸北部に位置する下閉伊郡に属する村。太平洋に面しており、村の海岸線はすべて三陸復興国立公園に指定されている[1]。酪農などの第一次産業が主産業。特産品としてウニ、アワビ、ワカメ、マツタケ、山ぶどうなどのほか、牛乳、ヨーグルト、アイスクリームなどの乳製品がある。また漁船や観光船によるクルーズや海釣り、海水浴、ダイビング、キャンプ、トレッキング、収穫体験といった、体験型観光にも力を入れている。(一部編集あり)」と紹介されている。


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