東和町から国道456号線に至る名も無き道・・棚田を横目にゼットを走らせる。

県道もしくは名も無き道

実りの秋を迎えた田園地帯を走るカワサキ Z900RS SE Yellow Ball イエローボール(綽名:Lucky Ball)。釜石自動車道の東和インターチェンジを降り左折して700mほど直進。JR釜石線の陸橋の手前の細い道を左折。また、700mほど走ると丁字路にぶつかる。右に釜石線に掛かる小さな橋。右折して橋を渡るとアイキャッチ画像の看板が立つ名も無き道が現れる。

金色に輝く稲穂を背景にしたゼット。ブラックとイエローの塗装が田園地帯と見事にマッチング

この道、地図で確認したら東和町土沢1区から始まり花巻市石鳥谷五大堂14地割で国道456号線にぶつかって終る。行程6キロほどの道で走行中は田んぼの真ん中を突き進む。緩(ゆる)い丘陵地帯の頂上。道沿いに電信柱が立ち並ぶことなく眼前の景色を遮るものなく視界良好。左右に道脇からなだらかに下る田んぼは、段々の階段状に区切られた棚田を構成。点在する家屋。実りの秋を迎えた快晴の日には日本の原風景とまで言えないが、棚田を見ながらの気持ちのいいライディングができる右側は東和町の棚田で左は花巻の幸田地区の棚田。この道は、目立った道路標識がないところからすると農業用道路として作られたのだろう。棚田を左右にして走るのは大森山あたりまで。幸田8地割に位置する大森山のふもとに入ると林で左右の視界は遮られる。そのあたりから下り坂。左手の清掃工場を通り過ぎると石鳥谷町のまっ平らな田園風景を望める。林を抜け、平地に立つ数件の家屋を通り過ぎると、道の先には東北新幹線の高架。空と田圃を区切るように左から右へ一直線に伸びている。丁字路が見えてくる。突き当たる道は国道456号線。左折すると宮沢賢治ゆかりの施設。初めて右折した時は、丁字路に国道を示す標識がなく道が狭い。県道かと思ったが、走行している内に国道456号線の標識がありそれでこの道が国道と分かった。

棚田の真ん中を突っ走れる道。こんな道が岩手にあるとは知らなかった。距離は3㌔ほどだろうが…。山間部に田んぼがある岩手。棚田は結構多い。意識してみないとその存在は分からない。国道396号線、遠野市の宮守にも棚田を一望できる場所がある。

国道456号線との合流部。
国道との突き当りにある看板。

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