冬の三陸。観光に乏しいこの時期。この厳寒期に通が楽しみにしている景色は・・なんの通か分からないが・・「朝焼け」。水平線をオレンジ色に染め上げて昇る朝日は`鮮烈、綺麗´の一言。浄土ヶ浜パークホテル。残念ながらホテル内から見える朝陽は右手の半島の山際から現れる。水平線の彼方の「朝焼け」は拝めない。
とはいうものの、高台に位置するホテル。海側の部屋に宿泊すれば暖房の行き届いた部屋から寒さを気にせず浄土ヶ浜を一望できる。浄土ヶ浜を見下ろせる宿はここだけ。それだけでも価値があると思うのはおそらく僕だけだろう。崖沿いに建てられたらしく受付、フロント・ロビー階は3階に位置している。駐車場に車を止め、玄関に入って左手が受付。右手、大きなガラス窓越しに浜の絶景が広がる。玄関からまっすぐのその先は、ダイニングレストランの最東端。このホテルのビュッフェ形式の朝食、夕食は料理の種類が多い。一度、二度の宿泊ではその全ての料理、デザート、飲み物を楽しむことはできない。僕が最も好むのは、「短角牛カレー」。もうこれだけで、満足できる。いつも、カレーでなく別なものも食べればと思う。例えば、数種類の海産物の素材をチョイスして「海鮮丼」でも作ればと考えるが、ついついカレーの方に食指が進んでしまう。新たな試みとして客が数種の具材から好みの具を選び、その具で「おにぎり」を握ってくれるサービスがあった。残念なのは、三陸沿岸の海水温度が高く「ワカメ」が不作なこと。以前は、「ワカメ」が山盛りに配膳されていた。ここぞとばかりに野菜と一緒にタップリ盛り付けて「短角牛カレー」とともに頂いたのだが…。
12月に宿泊。夕食は和食で。寿司処「おでんせ」は館内2階にある和食のお食事処。残念ながら、寿司会席プランで予約した客専用のお食事会場となっている。その時の献立は写真の通り。献立の下の`箸´。非常に使いやすかった。細くくびれている所に親指がピッタリ合い食べ物をしっかりと掴むことができる。ビュッフェの箸としても使われている。`箸´は売店で求める事が出来る。
昼は、国道45号線、旧宮古市市役所跡の公園の歩道橋そばの中華食堂・五十五番(宮古市築地1-3-3)で昼食を食べ、夕食は浄土ヶ浜パークホテルで取るのが僕の贅沢、大満足、黄金コースだ。カワサキ Z900RS SE Yellowball イエローボール(綽名:ラッキーボール Luckyball)に乗れない時期はこうしてうさを晴らす。
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