カワサキ Z900RS SE Yellow Ball イエローボール(綽名:Lucky Ball)で電信柱の無い道、街中を走るのは気持ちがいい。佐野元春さんのアルバム「Someday」。10曲目、「Rock & Roll Night」の三番の歌詞冒頭。「街のブルーバード 今夜はひとりで車を走らせてゆく」とある。その歌詞よろしく、僕としては「ブルーバード(boulevard/blvd)」を連想させる国道45号線・鵜住居地区。

釜石市・鵜住居地区を通過する国道45号線。左右に電信柱が無い。日本の道とは思えない解放感。東日本大震災の津波で国道45号線沿いの民家、商店は全て流された。国道45号線の復旧、鵜住居の街の復興の一環として国道沿いの電線類の地中化、「無電柱化」が図られ現在の景色となっている。電信柱は、① 道を横断する歩行者などを運転者が視認できず交通事故を引き起こす。また、衝突事故など引き起こす。② 災害時には電信柱の倒壊、電線の切断による事故など災害を拡大する…などの不都合をもたらす。電線類の地中化は安全面、景観面から推進して欲しい。ちなみに、ネットで調べると「電信柱は電話線で電話会社」、「電柱は送電線で電気会社」と違いがある。しかし、共用することもあり一般的には区別はされてないようだ。今、日本の国土に電信柱は3500万本ほどあるが毎年増えている。そのため、電線類の地中化は、推進されているが全てが完了するまで2700年かかるという試算もあるようだ。ゴミゴミした市街地、家屋が点在する郊外の道、田んぼ、畑が広がるのどかな田舎道。それらの道をバイクを走らせていると電柱の多さに辟易(へきえき)、うんざりする。道の左右に並ぶ電信柱、送電線が日本の景色を台無しにしている…。道を走るといつもそう思う。生活に必要不可欠な電信柱が立ち並ぶ道が、日本の現代景色と言えばそれまでだが…。ライダーとしてはそのような付属物は要らない。
「ブルーバード」。良い響きだ。インターネットで検索。その意味を調べる。「ヘイ ネイティブキャンプ」から引用させてもらうと「street (St):街の舗装された公共の通り。avenue (Ave):大通り、並木道。streetよりも幅広なイメージです。両側に並木やビルなどがある。※NY市では、東西に走る道がstreet。南北の通りがavenue。boulevard (Blvd):両側に並木や芝生が植えられている広い通り。複数の車線があり、中央分離帯があるのが特徴。road:田舎道。町と町を結ぶのがroad」とある(一部編集)。
あれ?。すると国道45号線は`ブルーバード´ではない…。`ロード´だ…。

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