カワサキ Z900RS SE Yellowball イエローボール(綽名:ラッキーボール Luckyball)が走ると絵になる「九十九折(つづらお)りの道」。国道283号線の仙人峠の急坂のループ線を含むワインディングロードは走りごたえのある道だ。標高887メートルの遠野と釜石の市境にある緑深き峠。その峠道、距離が3.5㌔と短いのと路面が荒れているのが`玉に瑕´。だが、四季が織りなす様々な景色の中のライディングは爽快。下りは未だにちょっと怖い。スピードが出るから周囲の景色を鑑賞するどころではない。景色は釜石側のトンネル出入り口そばの駐車場からゆっくり鑑賞した方がいい。
国道283号線は、岩手県釜石市松原町を起点とし岩手県花巻市の国道4号線、花巻東BP矢沢交差点に至る120㌔ほどの国道である。この国道の最大の難所は、釜石市から遠野市に抜ける仙人峠。古来より「九十九曲の急坂」と称されるほど険しい道であった。歩くか、駕籠(かご)による往来が交通手段だった。1959年(昭和34年)に全長2,500 メートル、幅5.1 メートルの仙人トンネルが開通し、国道283号が峠の下を通るようになった。この道路もループ線を含む険しいルートであった(ウィキペディア(Wikipedia)より引用)。これで車両の通行が可能となった。そして、かつてこの仙人トンネルは、有料道路であった。中学の頃、自転車で通過時に通行料を入れるボックスがトンネル入り口にあり50円を入れた記憶がある。その後、今から44年前の1980年に建設費の回収が終ったため無料化された。是非とも、東京の首都高速道路も見習ってほしい事例だ。2007年には自動車専用道の新仙人トンネルが開通。さらに、東日本大震災からの「復興支援道路」の一つとして全線が事業化され[4]、2019年(平成31年)3月9日に全線開通した(ウィキペディア・Wikipedia引用)。そのため283号線の交通量は劇的に減少し、普段は閑散として静かな国道になった。しかし、今もこの峠道を楽しむドライバー、ライダーは多い。
JR釜石線。陸中大橋駅のそばにある釜石鉱山跡地。この廃墟を見上げると宮崎駿さんの「天空の城・ラピュタ」はかくありなん、実在すればこんな感じだろうと思わせる威容を見せつける。その姿を前に「🎵 あの地平線 輝くのは~🎵」と挿入歌を思わず口ずさんでしまう。
コメント