岩手・国道396号線 その① 旧千葉家住宅前の坂道。

国道

国道396号線。遠野市の綾織・日影橋を起点とし盛岡市の南大橋を終点とする国道。遠野市の国道283号線との交差点から始まり国道4号線との交差点が終点となる。行程約60㌔。途中で紫波町栃内和屋敷で国道456号線と合流、重複して盛岡に至る。合流点から先の盛岡方面は国道沿いに店舗、住宅、会社倉庫など建築物が増え景色は今一つ。信号機の少なさ、道沿いの風景から走りごたえのあるのは日影橋から紫波の道の駅までだろう。カワサキ Z900RS SE Yellowball イエローボール(綽名:通り雨)で走るのにちょうどいい道。

盛岡方面へ雲のかなたまで限りなく続くような坂道をバイクで登る。その先に何があるのだろうか?
               答え トンネルです…。

坂の右手の茶色の建物が旧千葉家住宅(きゅうちばけじゅうたく)。2025年の完成を目指し、全面改修中。石垣を組みなおし、石垣の上に立つ建物を修理。住宅の前にはトイレのある駐車場。釜石から396号を使い盛岡方面に移動する時は、ここをトイレ休息の場所としている。住宅の向かい、ガードレールの左手は田んぼで、のり面を下ると今は使われてない古びた水車小屋がある。横を流れる水路は生きており、田んぼに水を供給している。

今は、主屋(しゅおく)の覆(おお)いは取り外され、威風堂々の茅葺屋根の南部曲がり屋が見える。
雑草は撮影時、遠野市の観光協会の許可を得て伐採。

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